E130 に mSTATA SSD の換装・取付作業

前回の「E130 におけるSSD容量の選び方」では、SSDを購入するにあたってどのぐらいの容量のSSDを用意するべきなのかを説明しました。

今回は、E130内蔵のSATA HDD にmSATA SSDを新規搭載する手順について説明していきます。

 

ここで使用するSSD は一般的によく使われているSATA接続のSSDではなく、mSATA接続のSSDです。

mSATA とは「Mini SATA」の略で、ケーブルを使わずにコネクターで接続できるSATA規格のひとつ。起動ディスクとして使ったり、SATA HDDを高速化させる目的でキャッシュ専用として使うこともできます。

Edge E130 は、SATA SSD と mSATA SSDの同時装着が可能です。2014年2月現在、2つのタイプのSSDを同時に装着できるパソコンはそれほど多くはないので、同時に装着できるレノボのThinkPad(Edge E130)は貴重です。

ダブルでディスク・ドライブを装着する組み合わせとしては以下の5点が考えられます。

・SATA HDD(起動用) + mSATA HDD(キャッシュ専用)
・SATA SSD(起動用) + mSATA SSD(データ保存用)
・mSATA SSD(起動用) + SATA HDD(データ保存用)
・mSATA SSD(起動用) + SATA SSD(データ保存用)
・mSATA SSD(起動用) + SATA SSD(起動用,BIOSで切替)

ここで説明していくのは、上記のピンク字で記した mSATA SSD(起動専用)+ SATA HDD(データ保存用)のパターンです。

データ保存用ディスク・ドライブにはE130購入時に付属していたSATA HDDを有効利用しますが、理想形はデータ保存用も SATA SSD に変えてしまうことです。ただ、これには予算が増えてしまうので金銭的な余裕のある方だけがトライしてみてください。

 

それでは、さっそく換装作業に移りましょう。

今回、用意したのはSamsung製の mSATA SSD 840EVO(250GB)です。約2万円で購入しました。120GB でも良かったのですが、なんだかんだいって容量が足りなくなるのは目に見えているので最低限必要な容量よりも1ランク上のものを選びました。

 

同梱内容です。説明書と activatedシールが入っていました。iPhone5 のサイズと比較してみても、mSATA SSD がいかに小さいかがわかってもらえるでしょう。

 

パソコン内部へのアクセスは非常に簡単。背面の3つのネジを緩めるだけです。ネジは紛失防止のため、背面カバーから外れないように工夫されています。

 

ただし、ネジ径が小さいので100均で売ってるようなドライバーではなく精密ドライバーを使ってください。NO.0 のプラスドライバーでいけます。

 

ドライバーの扱いに不慣れな方はネジを押す力よりも回す力を強くしてしまって、ネジをなめてしまうこともあります。ネジを回す際は押す力7に対して回す力3が基本です。ネジをなめてしまうと非常にやっかいなのでここは慎重に作業を行ってください。

 

ネジを緩めたら背面カバーを上に持ち上げて取り外すのですが、その際、背面カバーの左端で噛んでいる箇所があるので、少し強い力を加えて上に持ち上げます。

 

背面カバーを持ち上げたら、手前に引くとカバーは外れます。内部は以下写真のようになっており、ハードディスク、メモリ、mSATA SSD、ワイヤレスLANアダプターへ簡単にアクセスできるところがE130の良いところでもあります。

 

今回は、mSATA SSD を起動ディスクとして使います。取り付け方は簡単、ネジを2本外してコネクタを装着し、またネジを取り付けて固定するのみです。

 

これが実際に取り付けるSamusung mSATA SSD 840 EVOです。

 

コネクター部分に少し斜めから挿入します。なお、以下写真ではバッテリーが付いた状態で交換していますが、安全のためにもバッテリーは取り外してから取り付け作業を行うようにしましょう。

 

最後は最初に取り外したネジを元の位置に戻して装着は完了です。

 

あとは、前々回作成したリカバリー・メディアから mSATA SSD にOSをリストアするのみですが、念のため、最初から付属していた SATA HDDを外してからリストアするほうが安全です。

ただし、新しいデバイスが追加された状態でリカバリー・メディアを作成すると、リストア時にWindows Boot Manager が正しく動作せずにリストアができない状態に陥ることがあります。

ディスク・ドライブが1台のみの構成時にリカバリー・メディアを作成したのなら、リストア時も1台のみの構成でリストアを実行するようにしましょう。ディスク・ドライブが2台搭載されている状態でリカバリー・メディアを作成したのなら、リストア時も2台装着した状態にしておきましょう。

 

SATA HDDはネジを2本外すだけで簡単に取り外せるので以下にその方法も記しておきます。

まず、以下図に記した2本のネジを取り外します。

 

ネジが取り外せたら、SATA HDDを下図の矢印の方向に押して、コネクタから取り外します。コネクタから外れたら SATA HDD を上に持ち上げて取り外します。

 

以下図が、SATA HDD を取り外した状態です。OSのリストアが完了するまでの間、暫定的に取り外しておくことにします。

 

これが一時的に取り外した SATA HDD です。型番は、HGST HTS725032A7E630(日立製)、容量320GB、7200rpmとなっています。

 

以上で、mSATA SSD の取り付け作業は完了です。

次回は、リカバリー・メディアからUSBメモリを起動できるようにBIOSで起動順位を変更する方法について説明します。

 

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